見果てぬ夢
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ポロの中から初雪。白くてきれいな花。
はじめは笑って見ていたけれど、風が強く吹き続けると、向かってくるイナゴのように視界を閉ざす。すごい雪だ。進めなくなるかも知れない。ぼくたちは、この道の先を思いわずらいして、無口になる。ラジオの交通情報を心配そうに聞いている妻の横顔。何が起っているんだろう、窓の外の白い風を見ている娘たち。道の幅が狭まると、白い壁が、ポロに迫ってくるように感じる。
みんなが不安を感じている時。何と言って、励ませば良いのだろう。根拠もないけど、ただ、「大丈夫だョ」と言えば、それで良いかな。ぼくも感じている不安、口に出しても良いのかな。いや、やめておこう。不安は飲み込むものだ。しばらく黙って様子を見よう。
雪はやがて細い雨にやせた。ポロの先を阻んでいた、厚く重たい雲にも、ところどころ、優しい光が見え隠れする。もうちょっと走れば、空が見えるかも。心が軽くなる。「よかった。明るくなって来たね。」妻がうなずいて、小さく笑った。うん。これで良い。
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いつもは静かな奈良県。白い空。ヘリコプターが何機か飛び交っている。変だな。なんだろう。テレビを見て驚く。平群町で起った小学生女児殺人事件の参考人事情聴取。彼が犯人なのか。最近、こういう事件ばかり起っているような印象。昔には、なかったのだろうか。それとも、知らされていなかっただけなのか。
犯人を捕まえても、また別の事件が起る。際限なく生え出る苦い草。摘み取っても、摘み取っても、追いつかない。なぜだ。土地が腐っているからなのか。ヒトという種族が腐っているからなのか。この腐れを取り除くために、ヒトは何を差し出さなくてはならないだろう。
奈良、古い都。静かで美しい。2004年も明日が最後。静まって、この年を終え、心を一新して、来る年を迎えたい。
ポロで、この街に来ることが出来てとても嬉しい。
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今日は1日ポロで走る。東京から妻の実家のある奈良までは、およそ500キロ。休憩を何度も取るので、だいたい7〜8時間の移動になる。「おばあちゃんちで一緒に寝るから」と、娘たちはリュックにいくつも縫いぐるみを詰めて来た。長い時間を過ごす車内、縫いぐるみで遊ぶことにも、歌うことにも飽きて、風景を見ることにも飽きて、おやつの時間も終わると、ポロの中では、することが無くなっちゃう。
「ね〜、あとどのくらいでおばあちゃん家?」
「まだまだダヨ」
「え〜、まだまだって、どのくらい?」
「チビまる子ちゃんを見て、サザエさんも見て、鉄腕ダッシュのサダ子が終わった頃着く」
「え〜、もう疲れたョ〜」
妻が飴玉を差し出す。急に黙る娘ふたり。
さ、もうちょっと縫いぐるみで遊んでいな。おばあちゃんが巻き寿司作って待ってくれているよ。
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鉛色の東京に止まる、平成のポルシェ。真っ赤なポルシェ。緑の中を走り抜けてったのは山口百恵の時代。あの頃は、コンビニなんてまだ誰も知らなかった。
「将来、俺は絶対、ビーエムで同窓会に来たんねん!」と、宣もうた級友、高校3年の秋。
「なんやと!?ほんだら俺は、ポルシェや!」と、ぼく。
ふたり、同じ女の子を好きになったライバル。文化祭の打ち上げ。ディスコ(当時!)の帰り。お目当ての子と絶対ふたりになりたい。向こうも同じことを考えている。でも、ぼくは抜け駆けとかが出来ない性格。相手の出方を待った。ヤツがぼくに近づいて、耳元でささやく。
「勝負や。俺とお前と同時に反対側に歩くんや。あの子がついて行ったら、そいつの勝ちや。ええな。」
イチ、ニイ、サン。ドン!ぼくたちは後ろを振り返らず、ひたすら歩く。180度反対の道。自分の方に、あの子がついて来てくれることを信じて。今考えれば、女の子の心を無視した、ひどいやり方だと思う。ライバルはサッカー部のキャプテンで、強引な性格。イケメンでモテモテだ。ぼくは、女子の数が優位で影のうす〜いバドミントン部。へへ〜っ。はじめから勝負にならなかったのに。同じ土俵から降りようとしなかったのだ。
結果。どちらにも彼女はついて来なかった。「あの時、選べなかった。」と後から聞いた。「あんなやり方、ズルイ!」と怒った。今は八百屋さんの奥さんになって幸せだとか。ライバルは、約束通りビーエムに乗っているのだろうか。学生時代に会社を起こし、一時は順調だったそうだ。その後、どうなったのか。なんか恐くて、聞けないまま。今日も東京の空は鉛色だ。
ポルシェじゃなく、ポロですが、ぼくは、なんとか幸せです。
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子どもの頃、年越しとは、特別な事だった。12月も二十日を過ぎると、街はいよいよ落ち着きを失い、見慣れたはずの風景が、まったく違うものに感じられた。見たことのない商人が現れ、通りの中で、食べ物を売ったり、道具を直したり、家の壁を塗り始めたり。「お正月にいったい何があるの?」街の騒がしさ、慌ただしさが恐ろしかった。
駐車場に止められた赤いワゴン。何かを積んで走るため。ラゲッジに詰め込むのは人の夢だと思う。昭和の人たちはワゴンじゃなく、自転車に風呂敷包みをくくり付け、自分の家に夢を運んだ。ぼくはまだ小さかったから、夢を運ぶ苦労が分からない。愛は重い。大人たちは、重い荷を負って、真剣だったのだ。それが恐かったのだと思う。
今は、ぼくにも重い夢がある。ポロに乗っけて走る。やすみ休み、ゆっくり走る。
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楽しいドライブ。家族といっしょに。おしゃべりして、しりとりして、「恋のダイヤル6700」を歌う。信号待ちでみんなの顔をみる。ポロでお菓子を食べると、必ずたくさんこぼしちゃう。みんなが降りてから、一人でコロコロクリーナするのが上手になった。また、今度の休みもどっか行こう。
独りのドライブ。たくさん色んなことを思い巡らせる。家族のこと、親のこと、仕事のこと。ときどき日本のことが心配になる。世界はどこに向かっているのかと悩んじゃう。神様を見上げる。ぼくの神様は、ポロの中から祈っても、ちゃんと聞いていてくださる。
ポロとのドライブ。タイヤを見て、エンジンルームを覗いて、ガラスを拭いて出かける。ポロの音を聞く。窓を開けて風を入れる。ポロと走るために、高速道路に乗る。しっかりエンジンを回してやりたい。絶好調だ。走れ!ポロ。家に着いたけれど、ちょっぴり離れがたい。もうちょっと走っていたいね〜。でも、また今度。部屋でみんなが待っているから。
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自宅。マックのネットワークが上手くつながらない。OSを変えたのだ。妻が、ダウンロードをした、算数のドリルをプリントアウトしたいと言っている。何をやっても上手くつながらない。う〜ん、よう分からん。とりあえず、プリンタを直接つないでしまう。たっぷりと吐き出された計算問題。妻はすっきり。娘は複雑な表情。OSを上げると、楽しいけれど、色々面倒くさく、お金も必要。ちょっぴり複雑。
夕食の前、ポロを少し荒っぽく走らせて本屋へ急ぐ。なにか問題があると、解決したくて、じっとしていられない。役に立ちそうな本を買って、急いで帰る。
「ただいまあ!」
「パパ、ご飯、出来てるよ。」
お蕎麦といなり寿司。家で作ったいなり寿司は優しい味。ゴマの良い香り。
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「フットプリント」
by マーガレット・パワーズ
ある夜、わたしは夢を見た。わたしは主と共に、渚を歩いていた。暗い夜空に、これまでのわたしの人生が映し出される。どの光景にも、砂の上に二人の足跡が残されていた。
一つはわたし、もう一つは主の足跡。これまでの人生の最後の光景が映し出された。わたしは、砂の上の足跡に目を留めた。
そこに、足跡はひとつしかなかった。わたしの人生でいちばんつらく、悲しいときだった。この事がいつもわたしの心を苦しめた。わたしは主におたずねした。
『主よ。わたしがあなたに従うと決心したとき、あなたは、すべての道において、共に歩み、わたしと語り合って下さると約束してくださいました。それなのに、わたしの人生で一番つらかったとき、足跡はひとつしかありませんでした。あなたを最も必要としていたとき、あなたは、なぜ、わたしを一人にされたのですか。』
主はささやかれた。
『わたしの大切な子。わたしは、あなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。ましてや、苦しみの時に。足跡が一つだったのを見たのか。あなたを背負って、わたしは歩いていたのだよ。』
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ポロに乗って、立川に来ました。
ビッグカメラで、携帯を見る。そろそろ新しいのにしたいねえ。どんなのがあるかな。色々ありすぎて、何が良いのかよく分からん。つい1円携帯に目が行っちゃう。携帯とデジカメとpalmをいっつも持ち歩くのは面倒だ。これをギュッと1つにまとめたようなのが良いな。う〜ん…。また今度にしよう。
上の階のユザワヤで生地を見る。色んなのがありすぎて、何が良いのかよく分からん。娘たちは生意気にも好みが異なり、何種類かの生地を買うことになる。1メートル数百円。千円近いのもある。おとうちゃんの身は細るばかり。妻がミシンを見ている。ロックミシン。生地の端の始末のため。「良いよ、買いなよ。」でも、色んな種類があって、よく分からないようだ。とりあえず、カタログだけもらって帰る。
伊勢丹の地下でソフトクリーム。立川に来たら、これを舐めなきゃ帰らない。はい、本日のおやつ終わり。
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ビートルとゴルフが並んで、こんにちは。おっとその向こうにも、赤いゴルフ・ワゴンちゃん。こんにちは。ファミリーが仲良く一緒にいることは、麗しいことなのだ。
年の瀬が押し詰まる。子ども達は冬休み。通知表を見る。よくやった。2学期は、1日も休まなかったね。ママの言うことを聞いて、ちゃんと手を洗って、うがいをしたからだ。よかった、よかった。この時期、親に従う、と言うことは何よりも大切なことだ。そう、ぼくは信じている。家庭で親に従う訓練を受ける。それは社会に出て、ルールを守ること、権威の秩序を守ることを容易くするためでもある。また、親の愛にとどまることを覚えること。もし愛にとどまらないなら、彼、彼女は愛の放浪者となる。夫婦になれば、夫は妻の愛に満足しなければならない。他の女性を恋い慕ってはならない。妻は、夫の愛に留まらなければならない。もし留まらないなら、家庭は壊れる。それは、とても柔らかくて、壊れやすいのだから。
愛、それは自由なのだ。自由とは、何でも自分の好きに選べることだ。その選択の自由を使って、ぼくは愛を選び、これからも愛を選び続け、愛にとどまる。しかし、それに戦いをいどむものがある。罪とか情欲とか言われる、生まれながらの人間が持つ業のようなもの。キリスト教では原罪と言うこともある。誘惑は、実は魅力的なのだ。チャーミングじゃないものに、誘惑なんてされない。綺麗だったり、美味しそうだったり、気持ち良さそうだったり、役に立ちそうだったりする。でも誘惑に陥った瞬間、それらは醜いものに変質する。もう何度も何度も苦い思いをしたじゃないか。もう十分だろう。愛に帰れ。
クリスマス。神様からのホントの贈り物、イエス・キリストを感謝する日。神の愛と言葉にとどまりたい。ポロ。神様からの素敵なプレゼント。ずっと可愛がってやりたい。
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やっと冬になったのかな?寒さを少しずつ感じはじめる。
妻が娘に新しい手袋を買った。喜んで家の中でもはめて見ている。「ちょっとポロで出かけるよ」と言うと、「一緒に行く」と言って、手袋をはめる。駐車場で会う人みんなに手を振って、手袋を見せる。可愛いねとほめられて、また嬉しくなって、飛び跳ねながら、ポロに乗る。体中で喜びを表現する。もうちょっとすれば、人目が分かるようになる。喜びを表すのが、恥ずかしくなる。その日まで、あとどのくらいあるのだろう。ずっとその笑顔を見ていたいけれど。
ポロを止めて、外に出る。風が冷たい。「さむ〜い、でも手袋があるから、だいじょうぶ」と言ってまた笑う。「パパは手袋ないから寒いの?ねえねえ、ホットチョコ飲もうよ〜。」そうだね。ホッチョコ頼みにお店に入ろうか。
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コンビニにATMマシン。IYバンク。お世話になってます。いつでも何でも出来るのだ。便利だ。ネットバンキング。オークションとかで、欲しい物を落札しても、クリックするだけで送金完了。便利だ。電子マネーの時代なのだ。そのうち、役所からの連絡はe-メール。選挙、e-ボウティング。納税、e-タックスペイメント。そんな時代が来るかも。実は、ニッポン、着々と貧富の差が広がっている。知っている人と知らない人の格差。持っている人とそうでない人の格差。どんどん広がる。これは世界的な傾向なのだろう。
「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう。」
コンビニの前に、306のカブ。彼もコンビニ・バンキングだろうか。好きなクルマに乗って、自分の愛する街を走る。カブリオレは自由を表している。だがいつか、好きなクルマにも乗れなくなるような時代が来るかも知れない。悪い時代。もしそんなのが来なければ、それで良い。来てほしくない。でももし避けられないものならば、賢く備えなくちゃならない。今はポロに乗ることが許されている。とても貴重な時代なのかも知れない。
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ポロが走ってくる。
もし6N前期と9Nに共通点があるとすれば、キュートなルックスから来る明るさ、かも知れない。ところが後期6N。どこかに哀しさを感じさせるものがないだろうか。ビッグマイナーチェンジは、クルマにとって、とても残酷な仕打ちに思える。
漆黒の6NGTI。車高を低く、スポイラーでさらに鋭く。黒くてパンサーのような顔。なんかちょっと、ロデムに似てるかも。バビル2世。バビルの塔に住んでいる超能力者。創世記には、バベルという地に、ニムロデという人物が起こり、彼が有史以来初の権力者となった、という記録がある。当時は、人間の話す言葉は一つだった。彼らは野心をもって、天に届かんばかりの高い塔を建て、自分たちの力と名を顕そうとする。神はそれを許さず、人々の言葉を乱し、彼らを地のあちこちに散らした。古代バビロニア。現在のイラクの辺りでの出来事。いにしえから独裁者を生み出す土地。
フォルクスワーゲンも、かの独裁者がポルシェ博士に命じて作らせたと言う。ここにも哀しい過去がある。
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妻、頭痛で横になっている。うるさくしちゃ、可哀想。子ども達を、そっと連れ出す。ポロに乗って本屋さんに。
「あれ?」
いつもは子どもがいっぱいのキッズコーナー。今日は誰もいない。よく見ると、本がビニールで覆われている。中を見ることが出来ない。「そ、そんな…。」それを見て、子ども達は、叱られたように静かになる。本屋で所在を失うなんて。お店にすれば、大切な商品を汚されてはまずい、それは分かる。でも…。
子どもの頃、立ち読みをすると、ハタキで追い払われた。おばちゃんの怖い顔。えへへっ、と笑いながら、本を閉じて逃げる。当時は、子どもで分からなかったけれど、次に立ち読みをしていても、初めの何分かは知らん顔してくれていたのだ。そうじゃなければ、何度も同じ店には行けなかっただろう。
ラップされた絵本。人間関係をシャットアウトする冷たい拒絶。本屋さんが悪いんじゃない。ぼくたちが、そう言う社会を作ったのだ。子ども達を黙らせる世界。どこからおかしくなっちゃったんだろう。
さあ、ポロに乗って。ひと回りして、クレープでも買って食べよう。クレープを焼くのを見るのは楽しいから。
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プジョー306。ゴルフに負けない魅力を持っている。ピリンファリーナ的美。ジウジアーロとは違う。プジョーの隣に、ポロを止めて、レンタルビデオのお店に入る。
レンタルビデオというシステムが出来てから、一体どのくらいの映画を観たろうか。もう数えられない。見たことを忘れて、2度借りてしまうこともある。高校生の時、映画鑑賞カードを作っていた。観た映画の記録。劇場と日付、監督や出演者、感想、ちょっとした絵を描いて、自分のための記録を残していたのだ。高2の時は、日本に来る全てのアメリカ映画を見る、と心に決めて挑戦した。結果は失敗。お金が続かない。映画は贅沢な遊びだった。仕方がなく、安くて、古い映画を何本も見られる、道頓堀の名画座へ入り浸った。暗い青春だなあ。
あのカードは全部捨ててしまった。今思うと、もったいない。難しい10代。色んな映画を観て、自分がどう感じていたのかを、読んで見たい気がする。きっと沢山、生意気なことを書いているに違いない。
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よく通る道に、輸入車専門の中古車ショップがある。常時、おそらく50~60台は、ストックがあるんじゃないのかと思う。ベンツ、ポルシェ、サーブ、クライスラー、色んなのがある。その店の隅に小さく6N。26万円。売りに出てから結構経つ。買えない値段じゃないので、欲しいな、と思う。ウチに、ロクと九が並んだら、楽しいかな。アホみたいかな。阿呆でも良いからウチに来い、と言えるほど大胆じゃない、ぼく。
6Nポロは”ボロ”、などと陰口をたたかれるほど、壊れると言う話。このポロが、どこかに嫁いだら。きっと淋しいかな。でも、ずっと埃をかぶったまま、止まっている姿を見るのもしのびない。街を走る6N。お前は幸せだ。誰かの役に立てる、と言うのは、とにかく素敵なことなのだから。
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ポロに乗って、目黒まで。23区の中でも人気のある街。ぼくも好きだ。駐車場にポロを残して、用のある場所まで、少し歩く。立派な家が沢山ある。でも、小さくて古い家もいっぱいある。路地に入ると、新しい家と古い家が入り交じる不思議な街並。お洒落でカラフルなマンションも建っている。値段は、何億円もするのだ。フェラーリ、ポルシェ、ベントレー、レンジローバー。すごいのが何気なく止まっている。
フォルクスワーゲンもよく見る。ゴルフが多いかな。ワーゲンは、どこで見ても良いなと思う。高級車じゃないのだろうけど、豊かさを感じさせてくれる。経済的なものじゃなく、目に見えない豊かさ。誰かと誰かを静かに結んでくれる。そういう優しさが、ワーゲンのクルマにはあるように思う。
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最近、家の近くでもポロをよく見かけるようになって、とても嬉しい。赤いポロを見ると、特別に嬉しい。たいていは、女性が運転している。奥さんのためのクルマ、と言うのが、ポロには多いのだろうと思う。ポロが前にいても、後ろにいても、対向車線を走っていても、もしチャンスがあれば、ぼくは、挨拶しちゃうのだ。目を合わせてくれる人は、そんなに沢山いないのだけど。
ゴルフ3を買った頃。家の近くを走ると、よく会う黒のゴルフ3があった。おじいちゃんが運転していて、いつもピッカピカで、妻の話だと、ぼくが気づいていようがいまいが、必ず手をあげ、こちらに挨拶をしてくれていたのだそうだ。旧車や、レアなクルマのオーナーだと言うなら、そういうこともアリだ。でも、よくあるフォルスクワーゲンで、そんなの、ちょっと恥ずかしい。そう思って、ぼくは彼にあんまり応答しなかった。でも、よく覚えてる。ちらっと見たおじいちゃんの顔。嬉しそうに、楽しそうに、ゴルフの運転席で軽く手をあげる。ぼくは、とまどって、無視しちゃう。俺はなんて冷たい奴だろう。自分が恥ずかしくて、情けない。
彼のことを思うと、泣きそうな気持ちになる。ゴルフに乗る喜びを、軽く手を上げる、という仕草だけで共有できたのに。がっかりさせちゃって、ごめんなさい。だから、今は無視されても、チャンスがあれば、サインを送るのだ。
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18ヶ月の点検のため、ディーラーへ。
「何か気になるところはございますか?」
「前輪にハトがいますので、油塗っといていただけますか。」
段差を乗り越えると、前輪ブッシュから、ハトの鳴き声のような軋み音がしていたのである。ソファーで珈琲。この時間は、とても楽しい。フォルクスワーゲンの雑誌がたくさんある。9Nポロの記事を探して読む。ハッチバックで行こう!楽しい記事を読んで、良い気持ち。ハトの鳴き声も消えて、ポロ、絶好調なのだ。
トリップメータ。2000kmでゼロに戻る。ディーラーを通して、フォルクスワーゲンに確認してもらっていた。回答は。”そういう仕様に変更された”との事。「最近のクルマは、全部そうなっているようです。」信じられない。なんでそんな変なことするんだ、フォルクスワーゲン。トリップメータは何のためにあるのか。ごまかされているような気がして、少し不愉快に。
綺麗に洗車してもらって、ポロも元気なので、もう良い。さ、行こう。
ディーラーから出る。サービスマンが、見送ってくれる。長い時間頭を下げて。いつもホントに、どうもありがとう。
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プジョーが好きで、輸入車を買うなら、205か309か、306が欲しい、と思っていた。306のカブリオレは、ピリンファリーナのデザインで、もの凄く格好良く、とても賢そうに、強そうに見えた。あんなの良いなあ。と指をくわえ。
当時は、ゴルフのカブリオのことが、まったく評価出来なかった。なんでゴルフにオープンなんですか?ドイツ車は質実剛健じゃないの?フランスとかイタリアみたくお洒落じゃないのだから、無理にオープンにする必要無いっショ?と。でも、ゴルフの素晴らしさを体験した後、考え方がまったく変わった。ゴルフ・カブリオは、お洒落だ。これ見よがしな自己主張は無い。でも、乗れば分かるカルマン社の良い仕事。良いなあカブリオ。と、また指をくわえ。
ポロにもカブリオ、作って欲しい。きっと可愛いから。
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ニュービートルを見ない日は、多分、無い。東京を走る、たくさんの可愛いビートルズ。クリスマスのデートに、ビートルでお出かけなんて素敵だろうなあ。若かった頃、クリスマスのデートは、仕込みがとても大変だった。計画を練り上げ、下見をする。プレゼントも、ギリギリでは手に入らなくなるかも知れないので、十分に前もって。話のネタを探して、本や雑誌を読みふけり、友だちにヘルプしてもらうこともあった。そんなことしないで、自然体でリラックスしてゆっくり二人の時間を楽しめば良いじゃん。いや、そうはいかんのです。マメ男の悲しい性が、ソレを許さないのだ。お金と時間と労力を費やし、その日に備える。服も買わなくっちゃ。クルマも奇麗に磨いて。ヒゲを剃り、髪を整え、いざ出陣。
たいてい、予想外の事が起り、計画は頓挫し、思いは果たせない。そんなことを何度も繰り返した。でも今、仕事で結局、同じ事をしているのだ。計画し、準備し、実行する。予期せぬことが起こり、プランを変更し、ゴールへ向かう。評価し、改善する。PPA。ポテンシャル・プロブレム・アナリシス。男は、仕事で遊んでるのかもしれないなあ。
会社で遊ぶんだから、家ではゆっくりします。ぼくは結婚してホントに良かったと思ってる。自然体で、リラックスして、心を開いて、まっすぐにみんなの目を見ながら、ゆっくり過ごせる場所がある。リビングルームでビデオを見ている時も、お風呂に入っている時も。ゆっくり出来る。ポロに乗っている時も。ゆっくり走る。
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出張先のマニラから同僚の電話。
「間違って水道水で歯を磨いたら、腹が痛い」
なんてことだ。可哀相に。ミネラルウォーター以外、何を出されても口にするなと、あれほど言われていたのに。お腹が痛くて、交渉にも集中出来ない。難しい仕事なのに、腹に力が入らねば、どうにもならぬ。しかし、逃げられない、苦しい立場。がんばれ!
がんばる、頑張る、我を張る…。駅に着いた。ホームに降りたいのだけど、ドアの前で頑張って動かない男性。時々、見かける。降りる人を思って、一旦車外に出ることが、なぜ出来ないのか。日本語では、頑として動かないことを、頑張ると表現する。人間として、しなやかさに欠ける様。うれしくない言葉。でもなぜ、人を励ますとき、がんばれ、と言うのだろう。頑張ってね!がんばれよ!これに代わる適当な言葉が見つけられない。グッド・ラック。ちょっと軽いし、誠が伝えられない感じ。しっかりね!これは、頑張れとほぼ同意。愛してるよ!格好良い!素敵!違うなあ。
そんなことを思いめぐらせていると、目の前にポロが止まっていた。なんて素敵なクルマでしょう。惚れ惚れ眺める。自分はホントにポロが好きなんだなと思う。ポロは、ぼくの相棒だ。こういう気持ちを伝えたい。同僚には、何て言おう。俺が付いてる。俺は見方だから。大丈夫、必ず出来るよ。
いつも一番ふさわしい言葉を出すことが出来れば。素敵な毎日になるだろうな。後悔の半分以上は、言葉の失敗だから。
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本は本屋さんで買いたい。でも店頭で、欲しいのが見つからない時、いろいろ探すのは大変だ。本のタイトルも、少し曖昧で、著者の名も、出版社も覚えてなく、あるのは、表紙のイメージと、いくつかのキーワード。そんな状態の時は、ネットで注文するのが簡単。キーワード検索ってすごい。たいていコンビニ決済にする。送料がかからないから。コンビニで本をもらって、通りに出ると。アルファの145が信号待ち。このクルマ、小型車なのかどうか分からなかった。ぼくは3ナンバー・アレルギーが強い。なぜだかは分からない。3ナンバーの小型車なんてあるのか?そう思っちゃう。ヨーロッパに3だとか、5だとかなんて、一切関係ない。だからもうそんな古い概念は早く捨てる方が、気持ちも楽になれる。だけど、なかなか貼り付いて離れないこのアレルギー。
家に帰ってポロを見ると、なぜか安心するあのサイズ。
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実は、9Nポロ、今まで乗ってきたクルマの中では、運転にてこずっている方かも知れない。左と後ろが見にくいように感じる。これは、ぼくの弱点でもある。擦るのを恐れるから、道の左端ギリギリに寄せるのが苦手。後進するのも、ゆっくり恐々と。1年半経つけれど、まだポロの運転に自信が持てない。ゴルフ3の時は、直ぐに慣れたから、ひょっとして俺とポロって相性が悪いのか?と思うこともある。
クルマは、ピラーの立てられたスクウェアな形状である方が運転しやすいと思う。その意味でこの、フィアット・パンダは、とても良い。運転席から四方が良く見える。簡潔で楽しいデザイン。インテリアにも工夫がある。チープなのに中にいると元気が出てくる。初代ゴルフにも、質素な魅力がある。どちらも、ジウジアーロの作品だからだろうか。レス・イズ・モア。
さて、相性の件。ちょっと付き合ってみて、駄目だと諦める。どちらも傷つかないうちに別れよう。そういう選択もあるだろう。でも、ぼくは信じている。関係を続けるうちに、いつか開かれる新しいステージ。長年連れ添った夫婦だけが達し得る愛。戦いを共にした友人とだけ分かち合える友情。人は友によって研がれる。ポロにすっかり慣れるのに、もう少しの時間が、ぼくには必要かも知れない。けれどいつか、よく分かりあった親友のように、支えあって来た夫婦のように、晴れた道を楽しく走れる、そんな日が来るのを楽しみにしている。
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ポロに乗るのが楽しいので、もうずっ〜と乗っていたい。ポロに乗ることが仕事になれば良いのになあ、と何度も思う。ポロ・タクシーなるものも、どこかの国にはあるらしい。もしフォルクスワーゲンを売る仕事をしていれば、ずっと一緒だ。 でも。自動車販売はとっても厳しい世界。素人考えでは、やっていけない。
実家が紳士服の仕立て屋をやっている。取引先は街のテーラーであったり、小規模ながらもチェーン展開している洋服店であたっりする。紳士服販売の世界も奥が深い。あの世界には、店舗を持たず、自分の信用を武器に、高い洋服を売ってまわる人たちがいる。顧客のほとんどは、お金持ちである。新しい生地を仕入れて、お客様の家を回る。素敵な生地を見せながら、会話で楽しませる。洋服の注文を頂き、お客の体の寸法をすみずみまで計る。その間も、おしゃべりは続く。いや、その瞬間が一番大事な時間。紳士服を誂えることを、ビスポークン( be spoken)と言うこともある。まさに、彼らの仕事は、会話でお客様を楽しませることである。お客が支払うのは、洋服とその時間に対してなのだ。富豪には、実は孤独な人が多いというから、彼らの仕事は、洋服を販売するという行為以上のものがあると思う。
そんな彼らにとても似合うだろう。ゴルフのワゴン。生地を積んで走るワゴン。ラジオでニュースをチェックしながら走る仕立て屋。きっとたくさんの素敵なストーリーがあるのだろう。
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夜。駅を出ると、通りに銀のポロが目にとまる。もう遅いから、早く家に帰りたい気持ち。でも、やっぱり引っぱられるように、ポロまで足が進んじゃうのだ。ジロジロ〜。うーん、良いクルマだあ。
6Nポロの絶妙なサイズには参っちゃう。完璧だと思う。街の隅々まで、ちょこまか走る。楽しそうだ。高速で遠出しても、きっと楽しいと思う。懸命に走る姿が目に浮かぶ。オマケに、こいつはGTIだ。オーナーの好みかな、エンブレムは、前も後ろも取られている。見た目は、つるんとノーマル。中身は、テンロクGTI。走ると速い。
早く走れるという個性。それは、とても分かりやすく、格好良い。でも、早く走れるからこそ、向かい合わなければならない葛藤というものもある。ちょっと前の映画「炎のランナー」を思い出す。自分が早く走れることに気付いた青年二人。一人は、栄光を求めて走る。そして苦しむ。もう一人は、走ることを求めて走る。走る喜びに溢れながら。
高速で140kmを越えちゃうと、怖くなるぼくには、9Nがちょうど良いんだろうなあ。
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公園には、インとヤンがあるのだ。
職場の近くの公園。昼休み。天気が良いと時々出かける。近所のママと子どもたちが遊んでいる。母と子が楽しく遊ぶ姿。これは奇跡だ。とても美しいのだ。ベンチに腰掛け本を読む。幼子が近づいて来て、なにやら話しかけてくれたり、おもちゃを見せてくれたりする。お母さんが近づいて「すいません」と言って笑う。ああ、どうかあの親子が幸せでありますように。
ある朝、小学校へ行く娘と一緒に家を出る。
「そこまで一緒に行こう」
「うんっ」
「手をつなごう」
「やだ!」
「なんで?」
「パパ、不審者だと思われちゃうよ」
「……」
そう言えば。今のマンションに引っ越す際。辺りの環境はどうだろうと、色々歩いて見て回った。なるほど、ココがゴミ捨て場ね。こっちは小学校ね。立派なお家があるなあ。おお、こんなに近くに公園がある。ドングリが落ちている。お、今、ゴルフ2が通った。などと色々見る。すると。通りの角に小学生の女の子。すごく恐い目で、ぼくを見てる。「?」なんだろう。ぼくも彼女を見る。彼女は一瞬青ざめ、突然走り去る。不審者だと思われたのだ。ショックだった。でも笑った。自分が不審者に見間違われる可能性など、人生の中でただの一度も、考えたことが無かった。とても勉強になりました。
ポロに乗って家族で公園に出かける時。みんな手をつないで芝生を歩く。光の時。ポロを公園の側に止めて、独り缶コーヒーを飲んで休んでいる時。影の時。気をつけなくちゃ。取りあえず、サングラスは、外しとこっと。
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「ライトオンに行きたいの。」
いつものようにビデオを借りて、家に帰ろうとすると、妻が言った。新聞広告。リーバイスの高いのが、安くなってるのを見たのだ。年末年始、帰省したら、久しぶりに友だちに会う。新しいジーンズをはいて行きたい。うん、そうだね。だが彼女。お店に入ると、まっ先に見るのは子ども服であった。これ、母たるものの宿命なのだろうか。上の娘にこれが良い、下にはこんなの。と色々見ていると楽しい。が疲れる。ぼくが休んでいる間も、色々、広げてはたたみ、子どもに合わせてみては、戻したり、選んだり。結局、娘たちの服を抱えて、レジに並ぶ。自分の欲しいのは諦めて。
「自分のジーンズは良いのか?」
「うん、良い」
買っても良いのに。買わない。夫の稼ぎが悪いから。すまないような、でも、そんな彼女が愛おしいような。お店を出ると、駐車場に赤いカブト虫が。ポロに乗りこむ彼女の横顔。ちいさな微笑み。うん、帰ろう。おやつにしようね。
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ポロを走らせる。神奈川県大和市にあるキリスト教会に行くため。今日はこどもクリスマス集会。礼拝堂に入ると、子どもたちは、胸に星のマークを付けてもらう。帰りに、ケーキをもらうための印だ。「星のマークは大事にして、無くさないようにしてね。ケーキもらえなくなっちゃうよ。」と係りのお姉さん。
クリスマス・キャロルで幕が開く。ゲーム。キリスト降誕劇。賛美歌。とても楽しい。子どもたちと一緒に新しい歌を覚えた。帰り道、ポロの中で一緒に歌う。
メリ〜クリスマス!イエス様は生まれた。わたしの罪をゆるすため〜♪
メリ〜クリスマス!イエス様は生まれた。世界を救うために〜♪
なんで世界中が、キリストの誕生を祝うのだろう。昔クリスマスは、恋人と時間を過ごすための口実でしかなった。こんなにぼくにも、家族が与えられた。愛する妻、いとおしい子どもたち。この幸せを守りたい。でもぼくは弱かった。自分にはこの幸せを守る実力が無いことに気付く。悲しい。すぐに罪を犯しちゃう。心がバイキンマンのように汚くなっちゃう。でも。それを許す、とおっしゃる方がある。ありがたい。本当に感謝です。こんな幸せ、自分の力で得られるもんじゃない。これは与えられているものだ。神様からのすてきな、素敵な贈り物。静かな暮らしを願う毎日の中で、絶対者の存在を思うようになる。ポロの中で、幸せをかみしめる。
「おうちに帰ったら、パパに半分ケーキあげるよ!」
ぼくもクリスマスを待っている。子どもたちと一緒に待っている。胸に星をつけて、神様からの贈り物を待っている。
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ニュービートルに乗る若いカップル。良いな、素敵だな。ワーゲンは、愛しあうのにピッタシのクルマですね。今日ぼくたちは、子ども達へのクリスマス・プレゼントを見るために、おもちゃ屋さんへ行く。
「イエス様の誕生日なのに、何で君たちがプレゼントもらうの?」と聞いてみる。
「わかんな〜い」
そうだよね。なんでかよく考えてみな。きっと面白いことが分かるよ。
この季節。といザらす、ハローマック、おもちゃ屋さんは人で一杯だ。大人が真剣な顔でおもちゃを選んでる。とても良い顔。愛する者への贈り物。彼らの喜ぶ顔を見たくて、ぼくたちは真剣にプレゼントを選ぶ。楽しい習慣だ。ポロのトランクに、子ども達へのプレゼントを積めこむ。赤い包装紙に包まれている。クリスマスまでは、おあずけだよ。その日が来るのを、指折り数えて待っててね。いじわるしてるんじゃないよ。
約束のもの。それを待ち望むこと。大事なことを学んで欲しい。
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また食い過ぎた。いかん。苦しい。
渋谷区・恵比寿。ラーメン特番の度、上位にランクされるお店がある。ぼくも時々足を運ぶ。山頭火、香月、九十九、満龍、etc。ぼくは中華ソバ系が好き。なので、東京ラーメン系の恵比寿ラーメンが良い。スープまで飲み干すと、お腹いっぱいに。いかん、腹一杯は、青春時代だけに許される。食い過ぎは、体内にアクティブ・オキシガンを増殖させ、あちこちの臓器を痛める。オヤジは食っちゃいかん。同僚が言う。「お前、モデレイションだ。」は?モデラート?どう言う意味だっけ?中庸の速さで。程よい速さの。なるほど。モデレイション。控えめ。適度。中庸。節度。そういうことね。わかりましたよ。
自分をコントロール出来るようになったら、この世はパラダイス。自分は制し難い。欲望を制するものは、世界を制す。しかし古今東西、最も御しにくいのは、美しい諍い女だろう。彼女と一緒に家にいるよりは、屋根の片すみに暮すのを選ぶ。静かな方が良い。
美しいじゃじゃ馬のようなクルマ。魅力的だけど。ぼくにはポロだ。モデラートで行こう。
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スターバックスでコーヒーを買う。ゆっくり歩いて事務所に戻る。
仕事で息苦しくなると、コーヒーを買いに出て、外の空気を吸う。近くには、コーヒーショップがとてもたくさんある。スタバ、タリーズ、エクセルシオール、サンジェルマン、マクドナルドもあって、ベヌーゴというのもある。ぼくは、客さばきの悪い店には2度と行かない。イライラするのだ。その点、スタバはキビキビしていて、気持良い。良い仕事をしている。
帰り道、BMWの隣にゴルフ3。貫禄では負けてないかも。良いクルマだ。新しいゴルフが出ると、初めは悪く言われる。でも10年も経てば、いつも褒められているのだ。凄いな。大人の仕事だ。フォルクスワーゲンは、良い仕事をしている。ぼくもそうなりたい。
ポロにも良い仕事をさせてやらなくちゃ。うんと走らせよう。
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クロワゴンに乗る男。クログラサン。髪は長く褐い。色褪せたデニムジャケット。クロのワゴンに良く似合ってる。クロ。シャープで、哀愁があって、とても格好良い色。傷が目立つのだろうけど、それもまた魅力になる。また、デニムのインディゴがよく合う。
リーバイス501。もう米国では生産されていない。ダブルエックス。ペケペケ(XX)とも呼ばれる。至高のデニム。あの色に魅せられて、若い頃は古着ショップのバイヤーに憧れた。古着屋の店員だった頃。アメリカから送られて来る数カートンのジーンズを台車に載せて、近くのコインランドリーに向かう。8台あるすべての洗濯機を占領し、全て水洗いをする。本国の人は、下着を付けずにデニムをはく。だからとっても汚れていて、そして臭い。蛍光増白剤の入った洗剤は使ってはならない。インディゴが落ちて勿体無いから。汚れのひどい時は、食器用洗剤を少しだけ垂らす。洗いあがったジーンズは、5台ある乾燥機に放り込まれる。ジーンズを洗って乾燥させる。それがぼくの仕事。マルボロを燻らせながら、漫画を読む。缶コーヒーを飲んで、ジーンズが上るのを待つ。コインランドリーの、他のお客さんには、嫌な顔をされる。そりゃそうだ。台車を押して、店に戻る。店長が値決めをしたものから、バノックで値札をつける。綺麗にたたんで、棚に並べる。一日が終わる。
クロワゴンがデニムの思い出を呼び覚ます。ジーンズを格好良く履きこなすためには、馴れと経験が必要。履き馴れた人は、スタイルが悪くても、イケテルのだ。ポロにデニムは似合うかな。ポロも、体になじむまで乗り続ければ、デニムが似合うクルマになるかな〜。
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ホンダ・ゼット。そう言えば。ゼットと言うメーカーのバットを持っていたなあ。
小学生の時、地元の草野球チームに入っていた。監督は、グレン・フライに似ていて、とても明るかった。ぼくは、体が小さく、すばしこいのが取柄だった。「お前はセカンドになれ。それ、特訓を受けよ。」と監督。セカンドは、とても重要なポジションである。球が取れるとか、肩が強い、というだけでは務まらない。賢くなくてはならぬ。偏差値の高さではない。ズル賢いということであり、抜け目が無いということだ。ナイーブな男の子には難しい役割。
朝も夜も、必死で練習して、やっとレギュラーになった。4年生の時だ。やった、俺はやったのだ。そんな喜びも束の間のこと。5年進級と同時に、隣町のスゴイのが何人か、チームに入団した。新しいコーチも、そこから来た。はえ抜きの子ども達を押し退け、レギュラーを奪っていく。チームの雰囲気が変わった。監督は声が小さくなった。残りの2年間、ぼくはずっと補欠だった。最後の大会。2回戦で敗退。投手戦だった。試合後、マウンドに集まる。隣町から来たバッテリー。抱き合って泣いている。みんな、最後まで投げ抜いたピッチャーをねぎらい励ます。コーチが叫ぶ。「補欠は、散らかったバットを集めろ。」
誰も、補欠を見ることもない。努力の報われない現実と、誰にも知られることのない喪失感。家に帰れない。いつもバッティングを教えてくれた父に、あわせる顔がなかった。帽子を深くかぶって泣いた。道ばたで。おとうちゃん、ゴメンやで。辛い思い出も、大人になれば、その意味が少しは分ってくる。信じる者のためには、全てのことを働かせて益としてくださる神様。あの日ぼくは、人生の悲哀を、身をもって学んだのだ。少し賢くなった。
監督が乗っていたのが、ホンダ・ゼット。彼は、最後の日、何も言わなかった。言えなかったのか。小さなクルマを愛するという原点に、彼の存在があると思う。あのチームにいたから、ぼくは、ポロを選んだのだろう。
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小さくて赤いクルマが好きなのだった。2代目・ヴィータは、デザインが今ひとつピンと来なかったのだけど、これを見て好きになっちゃった。屋根のボックスが青春なのだ。
ポロを決める時。帰省の際、ラゲッジに荷物が入りきらなかったら、どうしようか、と考えた。ゴルフ3の時は、荷物がはみ出て、室内は足元までぎゅうぎゅう詰めだった。ラックを付けて、屋根に括りつけようか。あるいは、ルーフボックスにしようか。やっぱりスーリーが格好良いなあ。いつもは使わないんだから、そんなの買わずに、宅急便で先に荷物送れば良いんじゃない。そうだなあ…。どうしよう。思案している間に、チャンスを逸し、結局、ラゲッジに納まるように工夫してパッキングすることに。ありゃ、ポロのラゲッジ、ゴルフ3より積めるねえ。屋根に載せる必要無いよ、となり。
屋根になんかが載ってるクルマ、格好良く見える。たとえ、使用済みのおむつが入っていたとしても。
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曇り空の早朝。ごちゃごちゃしている駅の裏側にあるコインパーク。止めてあるのはまだ、ぼくのポロだけだ。みんなまだ寝ているのだろう。早く起きて活動し始めると1日が長い。そう感じていたのは、20代までのことだった。最近は、時の過ぎる早さが、恐ろしい。タイム・イズ・マネー。いや違う。それ以上だ。うっかりしていると、無くしてしまうもの。お金。友達。仕事。信用。健康。良心。家族。愛。それから時間。ただ時間だけは、自分で獲得できない。それは許されているものなのだと思う。
5年前に買ったソニーのデジタルビデオカメラ。高くて泣きそうだったけど、家族の記録を残すため。もう2度と戻らない時を、テープに残したかったから。妻がiMovieで編集してくれている。夜、こっそり独りで見てみる。可愛い娘たち。ご飯食べながら寝ちゃってる。叱られて泣いている。シュークリームで顔がベタベタだ。高い滑り台を怖がっている。グラウンドでボールを追いかけてこけた。妻がベンチに腰掛けて、風を見ている。みんなで、ゴルフ3に乗ってる。そうだ、あのクルマで那須へ遊びに行ったんだ。懐かしい。
ポロ。お前もたくさん写っているよ。
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キャンディ・ホワイト。そう言えば。キャンディス・ホワイト・アードレー。子どもの頃、妹に借りて読んだ「キャンディ・キャンディ」。キャンディは、憧れのアンソニーが死んですぐ、テリュースに恋した。そんな彼女の事が、ぼくは恐かった。アンソニーへの想いはなんだったというのだろう。死んでしまった者は、そんなに早く忘れ去られてしまうものなのか。そばかす顔の可愛いキャラだけど、やってることは人間臭い。少女漫画(あるいはアニメ)の主人公の人格にはどこか問題があるように思える。いや、人間臭いから、チャーミングなのか。ぼくは、キャンディより、アニーが好きだった。サリーちゃんより、すみれちゃんが好きだし、おじゃ魔女ドレミちゃんより、藤原はづきちゃんが良い。余り書くと気持ち悪いのでこのくらいで。
白いポロ。ほとんど見かけない。ゴルフの白も少ない。白いフォルクスワーゲン、新鮮でとても素敵だ。ぼくの赤と2台並べば、紅白まんじゅう。めでたいのだ。
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ポロのトリップメータ、調子が悪い。2000キロ毎にゼロに戻っちゃう。ディーラーで見てもらうが、原因は分からず。メーカーへ問い合わせてみます。との事。ソファーを勧められ、座るとコーヒーを持って来てくれる。とても美味しい。ワーゲンに囲まれて飲むからかなあ。
ゴルフ5赤。赤いクルマが好きなのだ。運転席に座ってステアリングを握ってみる。う〜ん。良いなあ。広々という感じでは無いけれど、ポロでは味わえない余裕と一段上の価値。これで500キロぐらいのドライブをしたら、さぞかし、それはさぞかし、快適で楽しいことだろう。後席に座ってみる。良い。前席までの絶妙な距離感。5の室内は心地良い。広いけれど、遠くない。ぼくのポロ。みんなとの距離はとても近い。手を伸ばせば届くところにみんながいる。それが好きだ。でも。やっぱりゴルフは、とても良いクルマだ。ポロのお兄さんに間違いない。
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こないだ見たジェッタだ。素敵な横顔。シャープだなあ。贅肉が無い。格好良い。長く愛されて欲しい。
東京には輸入車が溢れている。特にドイツ車は多い。上司や同僚にもドイツ車オーナーがたくさんいる。なぜドイツ車なのだろう。国民性が似ていると言う。どちらの国も、血液型はA型がマジョリティだとか。なぜ日本人はドイツ車が好きなのか。なぞだ。
ぼくはフランス車に憧れがある。でも所有するとなると、フォルクスワーゲンを選びたいと思ってしまう。なぜなのか、はっきりとした理由は分からない。ひとつだけ分かっていること。フォルクスワーゲンのオーナーが、とても素敵に見えるから。長くフォルクスワーゲンを愛する、という姿勢が素敵に見える。長くベンツを愛する、BMWを愛する、と言う世界ものあるのだろう。でもワーゲンに強く惹かれる。ぼくには、ワーゲンじゃなくちゃ駄目なのだ。
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中央道上り。石川SA。黒いジープ。男らしいクルマ。隅々まで、鏡のように磨き上げられている。ぼくのポロがハッキリ映るほど。これは街を走るためのものだ。それがいかんなどとは思わない。クルマには色んな愉しみ方があるのだ。ゴルフ3に大きなボートがくくり付けられている。低い全高。車高を下げているのは、ボートの重量だろう。河口湖からの帰りかな。レストランで、仲間と一緒に休んでいるのかも知れない。トヨタ・ハイエース。作業着に身をつつんだ男たち。日に焼けた顔がたくましい。クルマはドロドロ。それはそれで好ましく美しい。
クルマには、人の色んなものが映し出されるのだ。赤いポロのテーマは慎みにしたい。あれ?赤は慎みの色か?駄目じゃん。テーマは「幸せ」にしよう。それなら良いでしょ。
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休日の朝。妻と一緒にスーパーに行く。「何食べたい?」と聞かれるのが嬉しい。愛とは、そんなささやかなことでもある。新しいお鍋が欲しいな。フライパンが焦げるようになったの。今度クロワッサン作ってみようかな。うんうん。生活を楽しんでいる彼女。嬉しくて、愛おしい。
昼食後。良い天気なので、どっか行きたいね。ポロで。あ、駄目なんだ。下の娘が熱っぽいから。そうか、じゃあ、スーファミで遊ぼう。ボンバーマン。スッテハックン。ぷよぷよ。古いゲームしかうちには無い。ゲームソフトを入れるケースを、100円ショップで買ったのだと、下の娘が見せてくれた。綺麗に並べられた古いソフト。家族の絆を深めてくれる。
おやつが終わると、妻が言った。「そうだ、インフルエンザの予防接種、今日だよ。」上の娘を連れて病院へ。人で混んでる。去年はワクチンが足りなかったからなあ。右腕を刺されて、チクッと痛い。娘は涙ぐむほど痛かったらしい。我慢している顔。かわいそうだが、笑っちゃう。くくくっ。可愛らしい。会計で待たされる。よし、あっち向いてホイして遊ぼう。テレビゲームでは勝てないが、これは、ぼくの方が強い。父親の威厳キープ。
さ、ビデオ屋さんによって帰ろうね。
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仕事が忙しい。体も心も疲れちゃう。でも。こういう時は頭がフル回転しているのだ。今まで悩んでいた事に答が見つかったり。アイディアが閃いたり。見なれた景色に感動したり出来る。忙しいことは良い事だ。
エデンの園。人類の始祖アダム。ヘビにそそのかされ、神の教えに背いて、善悪を知る木の実を取って食べてしまった。堕落したアダムとエバは、園を追われる。失楽園。それから後、アダムは額に汗して、食物を得なくてはならなくなった。今我々人類は、アダムの罪の刈り取りをしているのだ。
しかし聖書をよく読むと、失楽園事件の前から、労働が存在していたことに気付く。本来、労働とは喜びの為にするものだったように思う。楽しいから働くのだ。ヒトの頭と体は労働するように出来ている。良い仕事を生涯するのが良い。プチリタイヤなんて嫌いだ。
さ、そろそろ仕事に戻ろう。街のポロを見てたら、時間がなくなちゃった。あんまりさぼっちゃ駄目。てへへっ。
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ムラウチ電気。アップルストア。店頭に並んでいるマックはOSX。新しいマックはデザインも洗練されて、パワーもスピードも申し分ない。こんなのがあれば、もっとサクサク、効率良く、なんでも出来る。ワイヤレスにすれば、見苦しい配線とも、さようなら。良い事ばっかりだけど。でも、もう少しだけ親しみが欲しい感じ。フレンドリーな笑顔が欲しい。ウチのはまだOS9。デザインも時代遅れなのかな。でも気に入っているから長く使いたい。OS9は表情のあるGUI。友だちなのだ。
そう言えば、古いワーゲンにも、表情がある。いつからだろう。どこか表情が硬くなってきてる。でも今のラインには、可愛いルポ。ファニーなビートル。涙目のポロ。面白いのもある。機関が進化するのは当然の事。でも、表情のあるクルマを作り続けて欲しい。ワーゲンには。
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初代ゴルフは、偉大なジウジアーロがデザインした傑作。歴史に名を残すクルマだ。2代目ゴルフ、実は彼こそが、セグメントCのベンチマーク足るプレゼンスを獲得させた存在だろう、と思う。今でもA2ゴルフを愛する人は多い。
3代目。ゴルフ・ファンからは、丸く大きく日本車チックになっちゃたね、とからかわれた。クルマ好きさん達からは、真面目でつまんねぇなあ、と言われた。でもそんな悪口にも負けず、ゴルフ3世は、世界中に幸せを運んだ。3代目で幸せになった人たちは、このクルマを手放そうと言う時、他のどんなクルマを選択すると言うのだろうか。ゴルフ3から9Nポロに乗り換えた人もたくさん居るだろうと思う。彼らはこっそり静かに、幸せを噛みしめている。そんな気がする。
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ゴルフ4のワゴン。オーソドックスなワゴンは、これが最後になるのかも。ゴルフ5からは、プラスという名に。
ポロのサインをする前。ディーラーで。隣にあるゴルフ4・ワゴンの広大なラゲッジを見て、ため息がでた。現実的に、我が家には、積み込むものがほとんど無い。なので、このスペースは必要がない。それこそポロの荷室で、充分間に合うくらいのライフスタイルなのだから。それでも、ゴルフ4・ワゴンのラゲッジを開けた瞬間、ため息が出た。いくらでも素敵なものを載せられそうで、大らかな夢を描かせてくれる。オーナー家族の生活を豊かにする準備の整っているワゴン。私はあなたがた家族を幸せにしたいのです。そういう姿勢を感じたのだ。
GTIならシフトノブに触れる時。カブリオなら幌をあげる時。ワゴンならラゲッジを開く時。そのフォルスクワーゲンを所有する喜びが来る。ポロ。家族を乗せて、ゆっくり走る時。ぼくは幸せになる。
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クルマは道具だ、と割り切ることの出来ないタイプのぼく。どうしても感情的愛着をいだいてしまう。ポロの全てが好きか、と問われれば、そうではない事を告白しなくてはならない。クルマとしては、前のゴルフ3の方が良いモノだったと思う。ポロ。なんとなく曖昧なクルマだ。個性がはっきりしない。他のフォルクスワーゲンに比べて、クルマから放たれるメッセージが希薄だとも思う。
9Nは、ポロの5代目である。初代ポロの成り立ちはどうだったのか。アウディ50として生み出され、後にフォルクスワーゲンのポロになる。ジュジャーロのゴルフの影で、アウディとして生まれ、ポロとして認知された。悲しくも不思議なクルマ。存在の曖昧さは、その出生の謎によるのだろうか。ゴルフになれなかったアウディ50。ポロという名で出ています。
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