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2005年3月

2005.03.31

銀色のビートル

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ワーゲンが街を走るのを見ると、ぼくは嬉しくなる。たいていの場合、ドライバーとは目が合うことなく、彼らは通り過ぎて行く。しかし、東京の中心でも、地方の都市でも、愉しげに移動するワーゲンは、ぼくの心を、やけにかゆがらせる。

初体験はビートルだった。まだ高校生だったけれど、アルバイトをして、計画して、また苦労して、友人がやっと手に入れたオレンジ色のワーゲン・ビートル。助手席に腰掛けるのを許され、フロントグラスから見た世界。いつもの風景とはまるで違って見える、見慣れたはずの通り。クルマは、世界の色を変える力がある、と思った。初めて所有したワーゲンは、ゴルフ3。ぼくたち家族を、遠くまで運んでくれる役割を担った。しかし、我が家のゴルフは、気分屋さんでもあった。可愛いけれど、いつも体の不調をうったえては時間に遅れる、また浪費癖があり、鉄面皮で平然と嘘を言ってのける女性のように。当時は悩みの種でしかなかったけれど、あいつはお茶目な奴だった、と今なら振り返ることが出来る。

そんなワーゲンとの出会いと別れを、いつもいつも意識している分けでは無いけれど、何か不思議な印象を心に焼きつけて行った彼らを思い出すことは辛いことではなく、今通り過ぎて行こうとする銀色のビートルにも、きっと特別な物語があり、そんな名もなき詩を、ぼくに想像させてくれる、その走り去る様にはいつも、なにか清々しい、こそばゆさを感じるのだった。

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2005.03.30

甲虫

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甲虫類を連想させるたたずまいのポロ。赤いかなぶん。

子どもの頃、風を通そうとして、網戸をあけると、ものすごい勢いで、何かが家のなかに飛び込んだ。となり家のトンちゃんが、小石でも投げてるんじゃないのか、とっさに窓の外に目をやる。誰も居ない。見ると部屋のすみに、緑色の硬い虫。壁に突進し、全身を強か打ちつけ、畳に落ちた。死んだのか?そう思って近づくと、再び、飛び上がり、今度は天井に脳天をぶつけた。強く打ったビリヤード球のように、直線的に落下する。またすぐに部屋の角に突進。間髪おかず、蛍光灯に投身。本間6畳の部屋を、狂ったように逃げ惑う。その様に恐怖し、全身総毛立たせながら、動けないぼく。虫、怖い…。

プジョーは猫、ビーエムは猛禽、ベンツは何だろ、クマか?ルノーは犬かね。ワーゲンは虫なんだよなあ。ぼく、虫苦手なんだけど。

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2005.03.29

クーペ

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アウディTT。クーペの狭い車内で眠りこける男前。渋い中年の風。一体、彼に何が。想像力を刺激されてしまうのだった。

クーペ。ああ、クーペ。なんて悩ましい言葉の響き。この先、クーペに乗ることなんてあるんだろうか。そういや、古いポロには、クーペと呼ばれるモデルがあった。確かワゴンと区別するために付けられた、若干の無理を感じさせるネーミングだったような。フォルクスワーゲンの小さなクルマは、2枚扉がよく似合う。ルポも、ポロも、2ドアが素敵なのだ。ビートルももちろん羽2枚。でも、ぼくは4ドアが好き。家族持ちだから、4枚ドアを選んだんじゃないのです。クーペには、ジイちゃんになってから乗るから、今はいいわ。

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2005.03.28

ビィ・ウィズ・ユウ

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月曜日。雨。傘さして、ライディング・バイセコ。駅まで。何となく、アイ・ウォントゥ・ライド・マイ・バイスィクルを口ずさんじゃう。オフィス着。いきなり忙しい。eメール、バリバリ処理。バリバリ伝説。会議。ノートにイタズラ描き。気分は、アワナ・ゴォ・バック・ホーム。

朝早くオフィスに着いて、ゆっくりコーヒーを飲んでる社員は無能だ、みたいな文章を何かで読んで、これぼくのこと?と思うようになって、朝、茶、しばくのをやめる。昼休みに飲む。ディーラーでもらったマグカップに、ブルックスというインスタント・ドリップのコーヒー、キリマンジャロイ。今日は、写真が無いや。落書きポロで、ごめんなさい。

帰りは止んでいると良いなあ雨。妻がポロで迎えに来てくれたら、もっと良いんだけどなあ。ワナ・ビィ・ウィズ・ユウ。無理だな…。

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2005.03.27

ルポエモン

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ルポは、横顔が一番好きなのだった。まじめな形をしているけど、可愛らしい。タンギスが、また良いんだなあ。

いつか社長になったら、こんなのに乗って、出社したい。(なれないけど。)今、社長の人は、なんでルポに乗らないんだろう。社長が、ベンツですとか、ポルシェですとか、マセラティですとか、おもしろくない。「ぼく、ルポに乗っているよ、本当は妻用で、自分にはEのワゴンがあるんだ。」って言うのも、何かつまんない。がっつり稼いで、しこたま税金納めて、朝食はトースト、クルマはルポ。そんな社長、どっかにいないか。ルポエモン。

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2005.03.26

スタイルが好き

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ヴィータ・GLS・5ドア。95年、このクルマが登場したとき、良いのが出てきて嬉しいなあ、と思った。今見ても、とっても可愛い。サイズも良く、フレンドリーな表情。6Nと堂々と渡り合った、スモール・ハッチバック。オペルの名車の一つだと思う。サイドミラー、バンパー、モール。赤いボディに、無塗装ウレタンの黒がアクセントになっている。ぼくは、好きだなあ。このクラスに、高級感とか要らないけどなあ。

10年以上も前のクルマだから、20万円とかで、中古車が売りに出されている。古いから、壊れるだろうし、傷もいっぱいあるだろうし、色も褪せてたり、手がかかる子になると思うけど、その辺りは承知の上、スタイリングが好きだから、という理由で選んでも、きっと楽しいと思う。クルマで一番大事なのは、スタイルだと思うんだけどなあ。

最近は、コンパクト・クラスもアッパーも、新しいクルマの全高は上がって来ている。このトレンドは強力で、世界的だったりする。猫も杓子も、トールボーイ。悪いとは言わないけれど、低く構えるハッチバックにも存在していて欲しいのだ。このクルマ、デザイナーは日本人なんだと。なんか、励まされるなあ。

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チェリー

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いつも混んでる金田の交差点。抜けるのに、いつもより時間がかかって、倉庫への到着が遅れてしまった。今日は、ここで300カートンもの荷物を整理しなくちゃならない。敷地の隅っちょにポロを置かせてもらう。良いかなあ。おじさんが来て、「困るんです、ここに駐められちゃうと。この筋のつきあたりに、砂利敷きのスペースがありますから、そちらにお願いします。」「え、あ、はい、わかりました。」ポロを動かす。相模川の横。梅の花が咲いている。思わず見とれる。そこに春があった。

あ、ルポがいるよ。ん?なんと左利きの5速車。こんなのあったんだ。並べて写真撮りたいなあ。だめだめ、遅刻しているんだから。5分遅れた。悔しい。

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カートンを開け、中身を点検し、また閉じる。整理して、並べ替える。バンディングして、然るべき場所へ送る。ひや〜。腰痛いわ。1000回は、体を折り曲げた。いつもは事務所で悶々としているから、たまにこうして体を動かして働くことが、やけに新鮮なのだった。リンゴジュースで渇いた喉をうるおす。美味しい。抑圧と解放。人生、ひたすらこれを繰り返す。もうちょっとで終わり。ポロで帰れる。もうちょっとだ、ゴローまで。

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2005.03.25

ステディ

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好きじゃなかったんだよなあ。ニュービートル。でも今は、”お前が欲しい”くらい好き。気持ちって、ほんと簡単に変わっちゃう。自分の中には何一つ確かなものが無いような気がするなあ。人間なんて、こんなもんさなあ。

自分のワードローブは、衣装ケースひとつに、すべて収まっちゃう、という男を知っている。もちろん洋服はたくさん持っていない。そいつはオシャレなのか?と問われれば、そうではないかも知れない、と答える。しかし、ぼくは彼に、猛烈な憧れを抱かずにはいられない。洒落っ気だとか、身を飾るだとか、そんなものは、彼が自分の人生を歩く上で、必要のないものであることを、極めてはっきりと承知している。ステディなのだ。スゴイ奴っちゃなあ、と思う。ああ、ぼくってこんなに、チンケ。

コロコロ変わっちゃう気分で生きてる男って、かっちょ悪ぃよなあ。ワーゲンにずっと乗る人が素敵なのは、変わらない気持ちを持っているからなのかなあ。彼のように、自分の生きる哲学とか指針とか言うような何かが、ぼくにもあるだろうかなあ。

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グッド・バイ

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信号のすぐ側、垣根の横。銀色の小型車の運転席で、ご婦人が文庫本に読みふけっている。

良いなあ。うらやましいなあ。ぼくも平日の昼下がりを、あんなことして過ごしたいわあ。と思って、鞄の中に入れたままになっている本を思い出す。今日もバッグに、お弁当箱と、palmと、グッド・バイ。もし帰りの電車で座れたら読もうと思って、ずっと入れたまま。ぼくは、太宰が好き。「人間失格」大好き。自分にも人間失格者の過去がある。「グッド・バイ」軽くて良い。ホントに、人間失格、書いた人?彼の何が好きかと言って、句点をうつリズムが、たまらなく好き。ぼくが、女だったら、きっと、あんな駄目な男に、惚れちゃうんだろうなあ。

家に帰ってポロに乗って、静かな道のどこかに止まって、グッド・バイを読んでみたい。いや君な、そりゃみっともないから、やめた方が良い。うん、でも、そんな馬鹿なことするの、楽しいんだよ。

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2005.03.24

愛する胃袋

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人間は考える葦、なのか。自制心のない胃袋、なのか。

食べたものを消化する、と言う活動は、たいへんなエネルギーを必要とするものらしい。口から入って、厠に出て行くまで、18時間もかかる。規則正しい食事をしましょう、と言うじゃない。ほんとかね。朝昼晩、定期的に腹一杯になってたら、胃が休む暇がありませんから。そりゃ、疲れますわな。結局、腹八分目、ということに行き着く。昔から言われていることだ。

また脳も、インプットされた事柄を分類し整理する時間が必要ならしい。会議で矢継ぎ早に繰り出される議論の応酬について行くのが精一杯で、次の日になってアイディアが出てくるということをしばしば経験するが、これは、脳にも咀嚼する時間が必要であることを物語っているのだとか。その場で意見を述べあう者どもは、言葉の遊び、あるいはディベートに耽っていることになる。意見が自分の本心から出てこないという感じがある場合、そういう人間は口を堅く閉じるべし。そうすれば、少しは賢い人間だとみなされよう。口数の多いところに、また罪も多い。これも昔から言われていることだ。

走り方にもよるのだけど、ポロは、1.4リッターのクルマとして捉まえると、油を喰っちゃう方だと思う。毎週毎週ガバガバ、ハイオクを飲んでいる。地球にやさしくないし、お財布にもやさしくない。もし人間ひとりが一日あたりに使えるガソリンの量に制限を加える、ということにでもなったら、ぼくは、ポロとの付き合い方を見直さなくっちゃならないだろうなあ。

自制する胃袋を持つ人間になりたい。愛する胃袋のような人間。思考し、人々を愛する葦。パスカル、良いこと言うなあ。人間は弱いからね。葦のように弱い存在。ぼくの胃も弱い。

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2005.03.23

ある日、花粉症

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背が伸びた娘の足が、シートに当たる。

「トントンッ。パァパ〜。」運転中、ダメだよ。ぼくの反応を見て喜んでいる。信号待ち、後ろを振り返って、彼女らの顔を見る。「蹴らないでけれ〜。」と言う、ぼくのサングラスに目がとまる。「それかして〜。」と手を伸ばす。自分でかけてみる。小さな鼻でやっと止まった大きなめがね。サンダーバードの人形か、お前は。ミラー越しに見て笑う。戻って来たグラスは、指紋でベタベタ。「これ拭いてけれ〜。」妻に手渡す。受け取りながら、この間友達と行ったケーキバイキングの話をはじめる。一つひとつは、1センチくらいの薄いケーキなの。5つ食べたところで、パスタが出てきたのよ。セットになってるんだって。ペロッと食べちゃった。口の中の味が変わって、後からまたたくさんケーキ食べちゃった。りなちゃんのママったらね〜…。もうひとりの娘は花粉症。ずっと鼻をかんだり、目を擦ったり。つらそうにして可哀想だ。「ママッ、ティッシュ無くなった。」「え、もう無いよ。全部つかっちゃったの?あ、パパ、コンビニ。寄って欲しい。」

ティッシュを買うために、ポロから降りる。みんなも店に入る。ティッシュを買う妻。ど根性ガエルを立ち読みし始める上の娘。コーヒーを選ぶぼくにくっつく下の娘。「外でポロ待ってるよ〜。カッチ、カッチ。」待ってるねえ。戻ろっか。ゴロロッカ。いいよ、いいよ、ど根性ガエルも買いな。

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2005.03.22

フラワー

flowers

きつかった。熱も、咳も、鼻水も無い。ただひたすら下るのみ。(何が?)

ああ、だりぃ。まだフワフワしてるよお。ここは何処。ぼくは誰。一体、何考えれば良いんだ。と、ボヤボヤしていると昼になる。お腹も空かないが、何か食べた方が良い。ブリオッシュ一個下さい。お、ビルの中庭に、花園が作られている。綺麗だなあ。本当に綺麗だよ。エイプリル・シャワー、メイ・フラワー。その季節が近づいている。春になったら、ポロで公園に行くのだ。相模原公園、小金井公園、昭和記念公園、若草公園、どんぐり公園。毎週毎週、ポロで行くのだ。だから、パパも、お仕事頑張るよ。

gran_pa

事務所に戻ろう。向こうから、おじいちゃんと女の子。

「なあ、みくちゃん、おじいちゃんと一緒に、ご飯食べてこうよ。」
「うんっ!良いよっ!!」

ピョンピョンと飛び跳ねて、喜びをあらわす。はあ~っ、美しい~っ。なんて美しいんだ。ほんとうに綺麗だよ。

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2005.03.19

センサー

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ゴルフ2。紛う方なしフォルクスワーゲンの名車。憧れのクルマ。

昔、付き合う女の子に必ず聞いたこと。
「ねえ、どんなクルマが好き?彼氏には、どんなクルマで迎えに来て欲しい?」

「ユーノスなんてどうかな?格好良いよ?」
「ん?別に…。アタシ、ジャガーが良い。」彼女とは、付き合いが上手くいかなかった。

「免許取ったんだって?何に乗りたい。」
「決まってるわ、ベンツよ、ベンツ。」一回だけ映画を見て、その人とは、もう会わなくなった。

「ヨーロッパの古いクルマって魅力あるよねえ。」
「だよね。ワタシもミニとか好き。ビートルとか。」趣味が近くても、ふたりの関係は上手くいかない。当時は理由が分からなかった。


「わたしゴルフが良い。」と言った彼女。なんでゴルフ?
「オーソドックスで、落ち着きがあって、可愛いから。」

う〜ん、とても良い答えだ。娘の風邪をもらって寝込んだぼくの面倒を見てくれる彼女。ぼくたちが買ったのは、ゴルフ3だったけれど、幸せだった。よく壊れて手放そうかと考えていた時、「でもこのクルマ、私たちに似合っていると思うよ。」と彼女は言った。もっとよく彼女のこの言葉の意味を考えれば良かった。ゴルフを手放した後の喪失感は小さいものじゃなかった。ポロでまたワーゲンに戻って、彼女は笑った。「もうダメよ。」

ワーゲンの与えてくれた守られ感、落ち着いた生活、幸せな時間。幸福を感じ取るセンサーが近いと、ふたりはどんなに違っていたとしても、幸せになれるのだろう。赤いポロを見ながら、最近、そう思うようになった。

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ポロと旅する

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ゴルフ・ファイブに並んだ、ポロ・ヴィアッジョ。う〜ん、存在感ありますね。好きだからね。ヴィアッジョとは、旅のことだと。ポロと旅する。良い名前だなあ。

人生は旅だろう。帰る旅。どこへ帰るのか。ふるさとへ。ふるさとは遠きにありて思うもの。人は故郷を後にし、なぜ故郷を思うのか。たとえ待つ人が居なくても、ぼくたちはその地を目指す。愛された記憶が、ぼくたちを引きよせる。

走って転んだ。飛んで来ては、ひざをかがめ、泥をはらってくれる。嫌いな食べ物、食べないと言って、そっぽを向く。食べるまで絶対に許さない、と動かない。根負けして、とにかく口の中に入れた。涙が出る。それを見て笑っている。学校で悪さをしたことがばれる。家に着くと、何も言わず、尻を一発しばかれる。受験に失敗。責めもせず、笑いもしない。背中が寂しい。そんなトトとカカの姿を、今も追い求めているのだろうか。ぼくらは、いつまでも、息子であり、娘なのだろう。泣きやまないと、両手でほおを包んで、目を合わせる。愛されたように、愛する。愛はリングなのだ。

またポロで旅に行きたいなあ。

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2005.03.18

6Nの隣

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6N後期を見つけて、嬉しくなって、隣に停めた。並べてみると、うちのはデカイなあ。そうだよね、ほとんどゴルフ2と同じなんだから。確かに大きいのだ。ゴルフ2とほぼ同じサイズ、って言うことに強く惹かれた。ぼくはポロをポロとして見ていたんじゃなく、ゴルフの再来として選んだのだ。もう2度と新車で買えないと思っていたコンパクトなワーゲン・ゴルフを、ポロに求めた。ごめんね、ポロちゃん。

今はポロとして見ている。ポロは不思議なクルマだ。昔のVW・小型車の魅力を持っている。だけど、古いゴルフにも届かない。届かなくて良い。ポロは決してゴルフにはなれない。今の立ち位置を、ぼくは愛してる。アウディ50として誕生した時から、不思議なクルマなのだ。ずっとそんな不思議なクルマで良いじゃん。今は、そう思う。

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2005.03.17

これ好き、でも…

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大人になれば、自分の体調がどうであるとか、今無理すると後々ひびく、とかが分かる。油物を控えようとか。早く寝ようとか。これ以上悩むのはやめようとか。しかし、子どもはそうはいかない。突然、具合が悪くなる。あんなに元気に遊んでいたじゃないか。突然、嘔吐する。あんなにモリモリ食べてたじゃんか。

深夜、妻にゆり起こされる。「ん〜?なんだ〜?」娘がもどした。苦しくて泣いている。可哀想に!!「せ、洗面器、お願いっ!」走るぼく。やさしく背中をさする妻。ひとまず、おさまる。辛かったのだろう、震えている娘。抱きしめて落ち着かせる。その後、汚れた髪を洗い流してやる。全部、着替えさせる。布団も替える。さあ、おやすみ、ここで見てるから。すぐに寝入った。……。30分後。また吐いた。今度は、もうひとりの娘が、体の痛みを訴えて泣きはじめる。なんだ、なんだ。一体、どうしたんだ!?明け方近くまで、バタバタ騒ぎであった。

ぼくが目を覚ますと、妻はすでに身支度を整えていた。ほとんど寝てないのに、キリッとしとるのぉ。君、強いなあ。ポロで病院まで送って行く。申し訳ないけど、後は頼むね。今日はどうしても仕事を休めない。ホント、ごめんよ。

あ〜、腹が減った。ポロを止めて、サンクスでパンを買う。カスタードとミルク。これ好きなのだ。でも、心配であんまり美味しく感じない。みんなが元気じゃないと、幸せになれないんだな。

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ニンマリ・トコトコ

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首都高を降りて、甲州街道と山手通りの交わる初台交差点を右へ曲がり、目黒へ向かいたい。

高速を下りると、国道20号・4車線あるうち右端のレーンに合流。初台交差点は立体交差。そのまま直進しちゃうと、アンダーパスを過ぎて、新宿まで走らされることになる。初台で右左折したいクルマは、左端の側道へ出る必要がある。合流して、すぐにレーンチェンジを2回。やるべきことはコレだけだ。しかし、とても難しい。甲州街道・代々木警察付近で合流し、側道に出るまでは、200mぐらいだろうか。その間、前後左右を瞬時に確認し、周りのクルマに対して、自分の意思を明確に発信する。

今日は午前中病院のため、午後からポロで出社。問題の交差点、もう慣れてるから何でもない。でも、上手く走れた時は、とても気持ちよくて、自分とポロを誉めてやりたい気持ちになる。新国立劇場、オペラシティ、NTT、都庁。メガロポリスに相応しい堂々たる建物の足元で、ニンマリ。さあ、オフィスまでもうちょっと。トコトコ走ろう。

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2005.03.16

ジェラス・ガイ

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ポロを預けたディーラーの敷地。赤いルポを見る。複雑な気持ち。アイム・ジャスト・ア・ジェラス・ガイ。ぼくには、選べないクルマだから。小さくて、小粋で、2枚羽で、愛らしさは、ワーゲン一番。GTIは眼つきも鋭く、お尻に2本並んだ排気口が、超クールなのだ。マニュアルシフトのデザインが、また格好良い。見ても、乗っても、さぞかし愉しめる。だろう。

もう言ってもしょうがない。だから、ルポを見るたび、胸を焦がすだけ。ファインディング・ルポか…。名言だなあ。

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2005.03.15

ソファー

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朝食を済ませて、ソファーに移る。珈琲の香りを楽しむ。7時になる。妻が子ども達に声をかけている。「時間だよ~、起きて~。」下の娘が、目をこすりながら近づいて来る。「おはよっ。」と言うと、微笑んで、体を投げ出し、抱きついてくる。嬉しくなって、ぼくも、つよく抱きしめる。娘の髪の匂い。フレグラント・ブラッサムズ。神だけが咲かせることのできる美しい花。このみずみずしい生命を、ぼくたちに託してくださった。心の底から感謝したい。

愛する家族を乗せるクルマが何でも良いとは、ぼくには思えない。ぼくらを守り、心地良く移動させてくれる。彼は、信頼のおける友人だ。ポロを選んで、よかったと思う。

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2005.03.14

スパイダー

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オープンカーが欲しくて欲しくて、気が狂いそうになった時期があった。寝ても覚めても、考えることは、オープンカーに乗って、箱根ターンパイクを走ること。風に吹かれながら、天気の良い山坂道を、楽しく走る自分を想像してみる。助手席には、妻が居る。とても良い笑顔をしている。上に着いたら、ポットに入れてある珈琲を飲もうね。

「富士山、きれいだね。」妻が笑う。「うん、とても。」うなずく、ぼく。
とても美しい時間。夫婦の愛が深まると、若かったころの恋愛が、鼻くそに見えてくるほど、麗しいものなのだ。

「あっ。」妻が小さく叫ぶ。「子ども達、大丈夫かしら。」ちょっと待て。ここはぼくの想像の世界だ。子ども達は、どこか安全な場所で、楽しい時間を過ごしていることになっている。それを大前提として、話が進んでいるんじゃないか。だが、イメージの中の妻は、それを許さない。「とても心配だわ。帰りましょうか。」「わかった、そうだね。」何と言う性格。ぼくは、自分の想像の世界であったとして、前提となるシチュエーションが、納得のいく説明がされるものでなければ、遊べない。こんな時、おじいちゃん、おばあちゃんが近くに住んでいる人が、たいへん羨ましい。誰か、ぼくを自由にしてくれないか。

ま、そんなことは脇に置いて。アルファロメオ・スパイダーが通って行った。大きなスパイダー。古い映画「卒業」の、ベンジャミンが乗ってたスパイダーは、今見てもしびれるくらいカッチョ良い。まあ!小柄な男が、オープンカーに乗っても絵になるじゃん、と映画を見て思った。ダスティン・ホフマンは、ぼくと同じくらいの身長だ。

しかし、たとえ大きいとは言っても、やっぱりアルファロメオは格好良いなあ。妖しいし。

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2005.03.13

まちがえた

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娘と手をつないで、コンビニへ。あれま、赤いポロがあるじゃんか。すごく可愛い。良いクルマだな〜。「あ、パパ、同じポロだね〜。」娘もポロが見分けられるようになった。ぼくにとって、ポロは100点満点のクルマだ。もしマニュアルのミッションを選べたら、120点だったけど。

コンビニに入る。ジブリ美術館のチケットを申し込みたい。たしかLoppiとか言う端末がある。はず。あれ、無いな。どこだ?なんだ?あれ?一瞬、思考停止。そうだった。あれはローソンでしか買えないのだった。クルマを見分けることは出来るが、コンビニはどれも同じだと思っているのだ、多分、ぼく。「あれ?どうしたの?買わないの?」と娘。「ま、まちがえた…。」

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2005.03.12

憬れの欧州コンパクト

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走るプジョー。206CC、エーゲブルー。休日の朝、黒いキャップをかぶって、おじさんがネコを駆る。ちょうど良い頃合いを見はからって、ルーフを開くのだろうなあ。その間およそ20秒。うれし恥ずかしの瞬間。良いなあ。プジョーは、心憎いフランスの洒落っ気を感じさせる。

憬れの欧州。自分たちの歴史を知っていて、歴史と共に生きている。かつての大帝国もいまは小国。富におる道も、貧に処する術も心得ている。そんな懐が深い国々。石畳の道、アスファルトの道、コンクリートの道。ヨーロッパ製の小型車の中から、そんな街に想いをはせる。

ヨーロッパのコンパクトカー。出来るのなら、グローバリゼーションの波の強さに逆らい立ち、それぞれのお国柄の持ち前を失わず、ずっといつまでも、素敵な匂いを放ち続けてほしい。

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1平方センチメートルの傷

corne

おやつの時間。お皿に乗って、コルネが出てきた。一瞬、ツチノコか、と思う。妻が作ったので、形がへんてこだが、愛嬌があって良い。友人のパン先生のところへ習いに行って、覚えたものを時々、家で焼く。パン先生のところまで、クルマだと15分くらい。でも彼女はポロを運転しない。車庫入れが苦手だという理由で。もったいない。ウィークデイ、ポロも走りたくてうずうずしているだろうに。

10年前、妻の愛車はオプティであった。新車で買った。妻のお気に入り。とても小さくて、たいへんラブリーなクルマだった。そのオプティで、銀行に出かけた彼女。東京の銀行の駐車場はたいてい狭くて小さい。その日、彼女が壁のそばに見つけた駐車スペースも、とても狭かった。隣には白くて大きなセルシオが駐まっており、しかも、車体の左側が、白い境界線からはみ出していたので、セルシオと壁面の間、オプティに許されていたのは、おそらく2メートルに満たなかったであろう、とても窮屈なスペースだった。でも、ここに入るしかない。よぉしっ!と挑む。汗をかきかき、かなり苦労して、なんとか、そのすき間に入ることが出来た。よかった。小さいクルマで、よかった。オプティにして、よかった。夫の薦めるホンダ・トゥデイにしなくて、本当によかった。

と、かなり上機嫌で、銀行での用を済ませた彼女。オプティに戻って、今度は、そこから上手く出られないことに気づく。壁と隣のクルマが近すぎて、曲がれないのだ。どうしよう。白いセルシオはピカピカで、それがとても恐ろしかった。だから絶対にその高級車には当たらないように、注意を払う。そうすると、今度は壁面に近くなり、オプティが危ない。前に後ろに、大変な思いをしながら、ステアリングを切りながらうごめく。こんなところにどうやって入ったんだろう。本当にあたし?もうちょっとで、曲がれるところなんだけど。ああ、そのクルマの鼻先がもうちょっと引っ込んでいてくれたら、抜けられるのに。あと、もう少しだ。最後、少しだけバックして、それから出よう。ガリッ。壁に、左後ろをこする。

会社から帰ると、ひどくうなだれた妻。「どうしたの!?」びっくりして訊ねる。かくかくしかじか。見ると、オプティのお尻に、言われなくちゃわからないほどの小さな傷。全然、大したことない、気にすることなんて全くない、わははっ。と笑いたくなったが、彼女は沈んでいる。この傷を治してほしいと言う。(ほ、本気か?)次の休日、1万円払って、きれいにしてもらった、1平方センチメートルの擦り傷。

それからあまり運転しなくなっちゃった。もうオプティもいなくなったけど、彼女の心のすり傷は、まだかさぶたになっている。コルネを食べながら、そんなことを思い出す。

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2005.03.10

痛いよ…

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免許証の切り替えのため、ちかくの警察まで。途中、道沿いにシトロエンがある。ちょうど信号待ちで、店の前に止まった。C5、すごく怒った顔、とても強そうで良い。嫌いじゃない。お尻も悪くないと思う。でも店の感じに違和感がある。なんだと思ってみて見ると、玄関先に、ポロの中古車が展示されているではないか。なんという残酷な。下取りのクルマだったのかも知れない。だけど…。シトロエンの店先で売られるポロは、なんだかさらしものにされているようで、とてもとても、痛かった。

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2005.03.09

日本中を走りたい

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ヴィータで街を走るご婦人。誰なのか、どこに行くのか、何も分からない。だけれど、欧州コンパクトで掛ける人を見ると、とてもとても楽しくなって、そして、自分も早くポロに乗りたい!と思うのだ。それは初めてのクルマで走った時の、あの興奮と感激に似ているような気がする。

クルマがぼくのところに来て、本当に嬉しかった。クルマの中で一日中過ごしたいほどだった。何をするにも、どこへ行くにも、クルマを走らせる。「なあ、ちょっと玉突きでも行くか。」と友人に誘われては、出動し、「部屋の窓から、蜂が入って来ちゃったの。」と彼女(今の妻ですが)からの電話を受けては、直行する。「お兄ちゃん、迎えに来て。」と妹に頼まれて、サンホールまで走り、先輩に呼ばれて、また飛び出す。なんかつまんないなあ、と言う時は、エンジンをかけに行く。一日に何度も何度も、発車する、近くてもクルマで出かけて、遠回りして帰ってくる。

早朝から深夜までよく走った。おまわりさんにもよく止められた。一旦停止を怠ったと言っては怒られ、スピードを出し過ぎだと言っては大金を請求され、ちょっとのつもりの路上駐車、気付けばレッカー移動されいる。それでも、気を取り直して、また走り始める。兎に角、なんであったとしても、クルマを走らせるのが楽しいのだ。日本中を走りたい。

だけど、この生活を、生涯続けて良いことだとは、思っていない。キョウト・プロトコル。やっぱり考えなくちゃならないような気がする。

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自由の象徴

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もう3台も赤いクルマを乗り継いでいるのだった。ポロを契約する際、ぼくはインディゴ・ブルーを選びたかったのであるが、妻も娘たちも、我が家のクルマは当然赤いものだ、と、どこか思い込んでいるフシがあり、なんとなくその期待というのか、当然の了解事というのか、それを裏切ることは、家族への愛情に欠ける、薄情な行動のように思われ、結局、赤を選んでしまった。

初めてのクルマを買うときも、ぼくはMT車を選ぼうと思っていたところ、妻が、当時とても可愛い恋人で、私も運転したいな、という彼女の意向を知って、よしそうか、それならATで良いよ、ということで、不本意ながらも喜んで、オートマのクルマを、買ってしまった。

それから何年か経って、MT車への思いが募り、ある程度、蓄えもできたから、ホンダのビートを買っても良いか、と妻に聞いたら、ゴルフがあるのになんでまた、という話になり、いやどうしてもビートにだけは、一生のうち一度は乗ってみたい、一年で良いから所有したい、という思いを強く訴えてみるのだが、それでも妻はがんとして首をたてにはふらず、いや、ビートは必ず値が上がる、今50万円で買って一年乗っても、必ずまた50万円で売れる、下がっても絶対40万にはなるから大損にはならない、と食い下がっても、ついぞ聞く耳を持たなかった。

そう言えばゴルフ3を買った時も、ぼくの気持ちはプジョット306にあったが、あのネコのマークが好きじゃない、という妻の一言から、突然流れは変わり、気がつけば、赤いゴルフ3との生活が始まっていたことだった。

妻はおおざっぱな性格で、ぼくは神経質的なところがある。妻は醤油を、スーパーで買ってきたボトルのまま使うのだが、ぼくは、醤油とは、小さな瓶や醤油さしに入れて使うものだと思っている。「醤油さしを買って来てくれるかな。」「あ、あるよ。使ってないだけ。」「あそう、じゃ、出しといてね。」妻は「はい、わかりました。」と答えはするが、行動にはつながらず、何日間も、何週間も、待てど暮らせど、醤油さしは出て来ない、忘れてしまっているのだ。

またその度、彼女は、ボトルから直接、ぼくの白菜の漬け物に醤油をかけようとするものの、ボトルだと重いため、一二滴を垂らすための手元の微調整が思うようにならず、決まってドバッとたくさんかかってしまうから、ぼくは余計に白飯を食べることになる。彼女は、不器用でもあるのだ。

漬け物が出てくると必ず「醤油さしどうした?」とぼくは尋ね、彼女は、今度出しておく、と答える。何度このやりとりがあっただろうか。それにもかかわらず、妻は、食事を終え、洗い物を済ませると、醤油の小瓶のことも、そのまま忘れてしまう。ぼくは、未だに、白菜の漬け物に醤油を一二滴垂らすための容器を、見ることが無いので、その器が、一体どんな色をしていて、どんな形をしているのか知らない。我が家のどこかにあると言うのに。

それで、ぼくが妻に、「君さ、良いね、とても自由で。」と言うと、「なにが?」と答える。君な、俺の言ったこと、ほとんど覚えてないでしょ。別に良いんだけどさ。「そんなことないよ、ほとんど全部、あなたの言ったようにしてるつもりだけど。」と言う。あれ、そうなのかな。「そうだよ〜。自由なのは、あなただと思います。」

「ポロだって、好きなクルマを買ったんだよね。」なのだそうだ。彼女にとって、赤いポロこそは正に、ぼくの自由の象徴ということになっている。

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2005.03.08

307だ

peugeot307

ペウゲオ307。XSだろうか。光っとるじゃないの。良い感じですな。

ゴルフ4の登場以来、どんどん大きくなるCセグメントの群れ。未だに頭を切り替えることが出来なくて、ぼくには車幅が170cm以上あるクルマを、コンパクトだとはどうしても言えない。でも街で、こうして、307やゴルフ5や147を見ていると、そんなことはどうでも良いと思う人が、マジョリティなのだなあ、と思わされる。免許を取ったばかりのご婦人であったとしても、1800ミリ越のミニバンを運転する時代だ。いまや、全幅とか3ナンバーとかに捕らわれる方がおかしい。

ゴルフ5を試乗した感じでは、大きさはほとんど気にならなかった。むしろ、車内空間はジャスト・アズ・ウェルで、たいへん居心地が良かったりした。きっと307の空間も、ちょうど良い感じなんだろうと思う。それじゃ、ポロやルポのように小さなクルマを積極的に選択する動機はどこにあるのだろう。それはひとえに「小さい」ということなのだろうと思ふ。小さくて愛らしいものを好む人たちに、自分も含まれるのだろう、と思ふ。

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2005.03.07

小さくて良い

z4

ゼット・フォーなのだ。男なら一度は乗ってみたいロードスター。記念にポロと一枚、ピッ。

ぼくは古風な振舞いに惹かれる質なのか。スポーツカーは、出来るだけブレーキを踏まないで走らせることが原則だ、と信じている。左足で、クラッチを切ったりつなげたりする、あの行為が面白く、シフトダウンして減速させる場合の音と振動は、たいへん心地良い。その愉しみは、助手席の人間とは共有しにくいため、独りで乗るのが正統な乗り方だろう、と思う。だから、スポーツカーは小さくて良いのだ。マツダのロードスターが大きくなっちゃって、ぼくはさびしい。ちっちゃなスポーツカーを作るのが得意な日本。コペンを作ったダイハツが大好きなのだ。頑張って欲しい。ビートも良いよ。カプチも好き。

ポロはトコトコ走るクルマだ。頑張らなくても、楽しい乗り味がある。たとえATだったとしても、やたらブレーキを踏まない、賢い走らせ方があると思う。いつか、そんな風に走らせてやることが出来れば、良いのになあ。

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2005.03.06

GTX

gtx_5

黒いゴルフ5がある。とだけ思っていたが、よく見ると、おおっ、GTXじゃん。近寄って、よく見てみる。ベージュのレザーシートが凄い。ウォールナットウッドのステアリング。2.0リッターT−FSI。DSG、6AT。漆黒のボディが、ゴルフ5を引き締まって見せている。幾らだい?な、な、なんと367万5000円。すんごい、立派なクルマだ〜。ゴルフは、何気に高価なクルマであることを、あらためて知る。ここまで来ると、購買の対象として見れなくなっちゃうなあ、ぼくには。ベンツなんかと同じに見える。プレミアムってなんだろう。

おぅ、あっちにあるゴルフはEだな。こっちのがチャーミングに見えるぞ。ちょっと触ってみてみてみよう。そのまた隣には、ヴィアッジョ。うん、ポロ、良い。サイズ、形、内装、価格。ぼくに届く世界だ。

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2005.03.05

土曜日、エンジン始動せず

cannot_start

サタデー・ハズ・カムッ!うれし楽しい。さあ、行こう、行こう。ポロで行こう。みんな、乗って、乗って。

エンジン始動っ!クキュキュキュ〜ッ!ん?エンジン、かからんぞ。も一回。クキュキュキョ〜ッ!あら、駄目だね。バッテリー・サインが点いちまった。キーをひねりながら、ちょっとアクセルをふかしてみる。キョキョキョ〜、プスンッ。おかしいなあ。バッテリーかなあ。また突然死?でも、セルフスタータは動いてる。なんだろう。携帯で、ディーラーに聞いてみる。「ポロ、エンジンかからないんですけど…。」エマージェンシー・コールに連絡とってみてくれとのこと。1時間ほど経って、レッカー車が来た。自宅からディーラーへ運ばれるポロ。作業してくれてる方は、とても若い。でも大変手際が良い。ほれぼれする仕事っぷり。男は、やっぱり、こうでなくちゃなあ。

本日のお出かけ、ポロ不機嫌のため順延。ごめんよ、お前たち。「え〜、やだ〜、パパの馬鹿〜っ。」とか言うかと思ったが、娘たち、文句を何も言わず、家に戻った。ポロが連れて行かれるのを見たからかな。

点検を受ける。コーヒーを2杯、ごちそうになる。サービスの方が来た。「スパークプラグが、かぶってました。」原因は定かではないが、プラグに、燃えないで残ったガソリンのカスが”かぶって”いる状態。うまく点火が出来なくなっていた。プラグ洗浄の後、すぐエンジンがかかるようになった。

「何でか分からないのですが、最近、続いてます、この現象。気候のせいなのでしょうか。」アウディA4、ゴルフ4・ワゴン、6Nポロ、ぼくの9N。ひと月の間に、4件、持ち込まれているのだとか。これから、何か気をつけた方が良いのかな?「チョイ乗りは出来るだけ少なくして、それから、エンジンを切る前に、一回ふかしてやると良いかも知れません。ただ、それも絶対有効って分けじゃないので…。」

ま、良いよ。可愛いポロが帰って来た。

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2005.03.04

大雪

excelsior

大雪。泣けてくる。家から駅までは、普通に歩いて30分。今日は、小1時間かかった。バージン・スノーを踏み荒らしながら、ひたすらJR中央線を目指す。四輪駆動が誇らしげに、ドロ雪をはねのけ、目的地に進んでゆく。もしトゥアレグなら、こんな雪、何て事ないのだろうなあ。こんな場合、ポロはお休みだ。純白の綿を体中にまとって、冬眠しているかのよう。明日、お出かけする予定だったけど、大丈夫かなあ…。

いつもより1時間遅くビルに到着。エクセルシオールで、珈琲とアップル・デニッシュを買う。食べて飲んで、満足してから、会議室へ。飲みかけの珈琲を片手に。でも会議、ホント多過ぎるよ。今日もまた、難しい話をしてるなあ。問題が起った時、フィンガーポインティングに終始するリーダーは尊敬を失う。追い込まれた時、どう立ち振る舞うかで、人格が露呈するのだ。今のボスは、失敗を共有できる大らかな雰囲気を、自ら作り出している。心から尊敬できる格好良い男。

やばい、珈琲を飲んだから、オシッコに行きたくなる。アワナゴーピイ。議論が重く、席を立ちにくい。ちょっと我慢してみる。あ、やっぱり駄目。子どもの頃、オシッコ我慢し過ぎて、顔面蒼白、父のクルマで病院に運ばれる、ということがあった。それ以来、膀胱の要求には、必ず応えるように、と指導されてきた。ちょっとすみません。手刀を切るような仕草をして退席。厠へ。ほ~っ。

雪、早くやめば良いのになあ。

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今度は青

blue_beetle

あ、またビートルが来た。今度は青いの。ボンネットの真ん中に、若葉のマーク。とても若いドライバーさんだ。見ていると、なぜかスローダウンし始める。ゆっくりゆっくり、動いてる。何か建物を探しているのだ。助手席の人も一緒に、キョロキョロ。「確かこの辺りだったはずなんだけど」とか話しているのか。ちょっと危ないぞ。後ろからイエロー・キャブが迫る。ブブーッ!!と大きなクラクション。慌てて、動き出す青いカブトムシ。

通りの向こう、道の端に停まった。「ふ〜、あせったよ。」とか話してるのかね。見ると、お尻の真ん中にも若葉のサインが付けられている。とても良い心がけ。クルマを運転していると、恐い思いも、恥ずかしい思いも、腹が立つことも、きっとたくさんある。そうやって経験を積んで、そして、的確な判断の出来る、素敵なワーゲンのドライバーになれる。タクシーの運ちゃんは、恐〜い教官だなあ。

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2005.03.03

赤ビートル、黒ベルベット

red_beetle

向こうの角から曲がってきた赤いビートルが、速度を落として、通りの左に停車した。運転席側の窓を上げ、エンジンを止める。黒い別珍のジャケットを着た、すごくオシャレな男性ドライバーがおりてくる。携帯が鳴る。左右、クルマが来ないことを確認し、小走りで通りを渡る。電話で話をしながら、赤いレンガの建物に消えた。写真美術館。

まるで映画のようなシーンだっ。


赤いポロがレンタルビデオ店の駐車場にとまる。下りてきたのは、色褪せ穴のあいたジーンズをはいた小男だ。小脇にビデオ店の青いバックを抱えている。5分ほど経ち、また青い袋を抱えて、戻ってくる。クルマの前で立ち止まる。ポケットをまさぐりカメラを取りだすと、自分のクルマの写真を一枚撮って、走り去った。

どうも絵にならんなあ…、ワシ。

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サンク

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あ、また見た。緑のフランス車。サンク。このクルマ、とても好き。なんと言っても、キュートなヒップ。シェイク・ヒップ。愛しているからと言って、何でもは出来ないよ。もうこれ以上じらさないで。一見、地味かな。じっと見てると、辛抱が堪らなくなってくる。先代のキャトルとは、全く別物のようにに思ってたけれど、今あらためてよく見てみると、ルノーのエッセンスはきちんと受け継がれているじゃないか。そういうところが、欧州の素敵なんだよなあ。

ワーゲンは、形も顔つきも結構変えちゃう方か。変わらない美しさもあると思うのだ。

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2005.03.02

デメタン

DSC02472

家の前に、けろっこデメタンがとまってる。よく見ると、なんだ、トゥウィンゴじゃんか。グリーンのトゥウィンゴ。スーパーの前で、オーナーさんの帰りを待っている。笑ってるよ、トゥウィンゴ。大店法が廃止されてから、深夜まで開いているスーパーが増えた。夜12時まで、生鮮食品の買い物が出来る。便利なのか、クレイジーなのか、ぼくにはよく分かんない。

フランス車は、ルノーもブジョーも、深夜、よく見かける。宵っ張りのおフランス。うちは、早寝早起きですね。妻は夜10時には寝ますから。

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ポロ目撃

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帰り道。信号待ちの横断歩道で、インディゴ・ブルーの9Nを見た。ニット帽を深くかぶったオシャレな青年。隣には、彼女かな。青春をポロと過ごすのか〜。オシャレすぎるよ。おじさんは、大喝采を送りたい。必ず幸せになってね。ポロと一緒に。素敵なポロを見たなあ、今日はとてもいい日だ、とか思いながら、自宅へと歩を進める。また信号待ちで、今度は、フラッシュレッドの6Nを見た。学生さんのような若い女性。信号が変わるのを待っている。青になると、ダッと走り出した。急いでる?気をつけてね。見ていると、シフト・チェンジしているような動き。彼女はMTでポロに乗っているんだ。ちょっぴり羨ましい。小さなワーゲンは、きっと、マニュアル・シフトが愉しいと思う。

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2005.03.01

バカラの輝き

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オフィスのあるビルはとても綺麗な建物だ。敷地には、オシャレな構造物がいろいろある。中庭には、先日まで、バカラのシャンデリアが飾られていた。夜になると、とてもまぶしく光っていた。いつだったか、見知らぬおじさんに言われた。「あんたこのビルで働いてるのかね、は〜、恵まれてるな〜。」友人からは「お前。似合わね〜よ。」とも言われた。そうだなあ。別に、ビルに似合っても、似合わなくてもどっちでも良い。また、特に恵まれているとも感じない。有名人もたくさん見かけるけど、それが何なのだ。バカラの輝きは、たんなる光の反射に過ぎない。

なぜだろう。東京に対して、ぼくの心は、人一倍冷めている。一方では、ポロに乗って、この街を色々見てみたいとも思ってる。着飾った街じゃなく、素朴な人々の暮らす街を、この東京のどこかに見てみたいと思っている。

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